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スカイマーク、会社設立20周年を迎える11月12日より新制服着用 記念式典も開催
スカイマークは、会社設立から20周年を迎える11月12日より、新制服の着用を開始する。
第1便が就航した東京/羽田〜福岡線のSKY009便の出発に合わせ、同日午前10時30分から50分まで、羽田空港第1ターミナルの搭乗ゲートで新制服着用出発式典を開催する。保安区域内であるため、式典当日の航空便利用者のみ見学ができる。
デザイン案は社内公募を行い、客室乗務員とグランドスタッフを中心としたプロジェクトチームが検討を重ねた上で、ユナイテッドアローズがデザインと機能面の監修を行った。着心地がよくスマートなものを目指し、女性はジャケットとスカーフを共通アイテムとして、ワンピース、シャツ2種類、ベストスタイルにスカートかパンツを着用するスタイル。男性はジャケットにシャツ、ネクタイ、ベストのスタイルに、ジャケットやベストと同色のボトムスを着用するスタイルとした。いずれも誠実や信頼を感じられる紺色をベースに、ブランドカラーである黄色を配色した落ち着いた色合いとなっている。
2014年5月のエアバスA330-300型機の就航に合わせ、同機材限定で乗務するミニスカートのワンピースの制服を着用していたものの、2015年1月をもって同型機の運航を停止したことから、わずか7ヶ月でお蔵入りとなっていた。
スカイマークは1996年11月に、スカイマークエアラインズとして設立。1998年に最初の機体となるボーイング767-300ER型機を受領し、同年9月19日に東京/羽田〜福岡線に就航した。2000年5月に東証マザーズに上場、2003年10月には前社長の西久保慎一氏が経営を引き受けた。2006年には現在拠点空港として使用する神戸空港に就航し、東京/羽田〜札幌/千歳線の就航や東京/羽田〜沖縄/那覇線の通年運航化を行ったほか、社名をスカイマークに変更している。2010年にはエアバスA380型機の導入計画を発表し、2011年にエアバスと契約を締結した。2014年にエアバスA330-300型機をリース導入したものの、搭乗率が低迷。エアバスA380型機の発注キャンセルで多額の違約金を請求されるなど、経営状況が悪化したことから、2015年1月28日に民事再生法の適用を申請し、3月1日に上場廃止となった。投資ファンドのインテグラルやANAホールディングスの支援で経営再建に取り組み、2016年3月には民事再生手続きが終結した。
現在は札幌/千歳、茨城、東京/羽田、名古屋/中部、神戸、福岡、長崎、鹿児島、沖縄/那覇を結ぶ国内18路線、1日128便を運航し、年間約600万人が利用している。
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