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インド・ルピー、旧高額紙幣の支払い受け付け延長 外国人は再両替時に旧紙幣両替時の書類提示が必要に
インド財務省とインド準備銀行は、旧高額紙幣による政府系企業などでの支払いの受け付けを、11月14日まで延長すると発表した。
インドでは、旧500ルピーと1,000ルピー紙幣の無効化を行い、11月9日以降は法定通貨としての効力を失っている。しかしながら、政府系病院での医療費の支払い、医師の処方箋を示して政府系の病院で医薬品を購入する際の支払い、鉄道や国営企業が経営するバスや空港のチケットカウンターでチケットを購入する際の支払い、中央政府や州政府の認可の下で運営する消費者共同組合店舗や牛乳販売店での支払い、国営石油販売企業の認可の下で運営するガソリンスタンドで石油・ディーゼル・ガスを購入する際の支払い、火葬場や墓所での支払い、5,000ルピーを超えない旧高額紙幣を有する国際線の乗客が国際線空港で両替をする場合、外国人旅行者が5,000ルピーを超えない旧高額紙幣等を空港で両替する場合は11月11日まで使用可能としていた。
さらに、医師の処方箋に基づく薬局での支払い、LPGガスシリンダーを購入する際の支払い、鉄道の食事サービスでの支払い、インド考古調査局によって運営される遺跡の入場券を購入する際の支払い、中央・地方政府・法廷に対する手数料等の支払い、前払いを除く公共料金に対する支払いも新たに加えられた。また、外国人旅行者が5,000ルピーを超えない旧高額紙幣等を空港で両替する場合については、旧高額紙幣を購入した際の書類を提示する条件を新たに設けた。
インド準備銀行は週末も銀行の営業を行うように通達し、ATMは一部で稼働を再開している。100ルピー紙幣以下の小額紙幣、クレジットカード、デビットカード、小切手での支払いは引き続き可能となる。
旧高額紙幣は12月30日までの間、銀行支店等にて銀行に預金するか新紙幣を含む使用可能な紙幣と交換することができる。交換上限は4,000ルピーで、上限は15日後に見直される見通し。預金の上限はないものの、11月24日まで銀行窓口での引き出しは、1日10,000ルピー、1週間20,000ルピーに制限される。11月18日までATMでの現金引出しは、カード1枚当たり1日2,000ルピー、11月19日以降はカード1枚当たり1日4,000ルピーに制限される。銀行窓口は11月9日まで、ATMは11月10日まで利用できない。
日本国大使館では、旅券発給、証明書発給、査証発給等の領事手数料は、11月30日まで現行の500ルピー、1,000ルピー紙幣での支払いも受け付ける。