フィリピン航空、エアバスA350 XWBを正式発注

フィリピン航空,エアバスA350-900

フィリピン航空向けのエアバスA350-900型機イメージ 資料提供:Airbus

 エアバスはこのほど、フィリピン航空(PAL)がA350-900を6機と、オプションで6機発注する正式契約を締結したと発表しました。今回の発注は2016年2月のシンガポール航空ショーで締結した覚書を確定契約に切り替えたものです。

 フィリピン航空のA350-900は3クラス制の客室を装備します。将来的にフィリピン航空の長距離用機材の主力機として、米国へのノンストップ路線や、欧州への新たな路線に導入される予定です。

 A350 XWBは世界最新の航空機で、エアバスのワイドボディ機ファミリーの最も新しい機種。最新の空力設計を採用し、胴体と主翼に炭素繊維複合材を使用。エンジンは優れた燃費効率を提供するロールス・ロイス社製のトレントXWBエンジンを搭載します。