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マレーシア航空は現地時間11月30日、エアバスA380型機を新たな航空会社に移管し、イスラム教のメッカ巡礼のためフライトを運航する計画を発表した。
現在6機あるエアバスA380型機は、売却を予定していたものの買い手が見つからないと報じられていた。現在はクアラルンプール〜ロンドン線に就航させている。
マレーシア航空は2機の墜落事故により経営環境が急速に悪化、マレーシア政府系ファンドのカザナ・ナショナル傘下で経営再建の途中にある。大規模なリストラ、ヨーロッパ線を中心とした路線縮小、エミレーツ航空との提携拡大などを行ったほか、エアバスA350型機やボーイング737MAXの導入などを行う見通し。
一部報道によると、クアラルンプール〜ロンドン線にはエアバスA380型機に代わり、エアバスA350-900型機を投入する計画だという。