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【搭乗レポート】東京/成田〜台北/桃園/チャイナエアライン CI107便(ビジネスクラス)
東京/成田発台北/桃園行き、チャイナエアラインCI107便のビジネスクラスに搭乗したのでレポート。
チャイナエアラインは成田国際空港の第2ターミナルを発着する。それ以外のスカイチーム各航空会社は第1ターミナル北ウイングを発着するため、間違えないようにしたい。チェックインカウンターはHだった。現地で必要な物をユニクロで物色していると搭乗手続きも締め切り間近。慌ててカウンターで手続きを済ませた。
台北では2時間の乗り継ぎで香港へ。本当は1本早い便に乗り継ぐことも可能だったものの、エアバスA350-900型機に搭乗できるということもあり、1本見送ることに。チェックイン、荷物の預かりともに香港まで可能だった。
成田空港にはチャイナエアライン自社運営のラウンジが、保安検査場を通過後、オメガの横にあるエスカレーターを下ったところにある。アメリカン航空のアドミラルズクラブの正面だ。ラウンジには軽食とアルコールを含むドリンクが用意されていた。ゲートは84番で少し遠いと案内を受けており、搭乗開始のアナウンスと同時にラウンジを出た。
機材はエアバスA330-300型機。搭乗口付近はたくさんの人がおり、優先搭乗の乗客は既に搭乗を済ませ、エコノミークラスの乗客が搭乗を開始した頃だった。ビジネスクラスは「2-2-2」配列で、事前に指定した1列目の右窓側に腰を下ろす。
搭乗後にはソフトドリンクのウェルカムドリンクとおつまみ、おしぼりが配布された。ツヴィーゼル製のチャイナエアラインロゴ入りのグラスだ。
搭乗後程なく、客室乗務員がメニューを配布する。和食と洋食2種類が用意されており、和食は青ヒラス山椒照り焼き、洋食はビーフフィレのグリルとポークスペアリブの煮込みからチョイスできる。洋食のビーフのヒレステーキを選んだ。焼き加減は聞かれなかったので、特に指定できないのかもしれない。ちなみにでてきたステーキは、ほぼ中に火が通った状態だった。
水平飛行に移ると、手際よく準備が進められる。まずはシャンパンとおつまみがサーブされる。
そして、ワンプレートでメインとその他がサーブされた。
ちょうど搭乗の2日前、アジアを飛び回るビジネスマンと話をしていた時に、チャイナエアラインのビジネスクラス食事は一番美味しいという話を聞いていたので楽しみに朝食を抜いてきたのだが、確かに美味しかった。この内容ならハズレを作るほうが難しいという表現も正しい気がするが、ステーキはしっかり火が通っているものの、固すぎて噛み切れないというわけではなく、良い肉を使っている印象。実はこの翌日に搭乗した某エアラインでもステーキを注文したのだが、こちらはナイフで切るのもやっとで、その差がよく感じられた。隣の人は和食を注文しており、フルーツ以外はワンプレートで提供されていた。ご飯と味噌汁が出てきていて、こっちでも良かったなと思う。いや、両方食べられたかも…。
ところで離陸後にガーリックっぽい匂いが充満したので、ガーリックトーストが出てくるのかと思いきや、丸いパンが一つ、皿に乗ってきただけ。もしかしたら洋食のもう一つのチョイスはガーリックで見落としたのではないかと思ったのだが、メインを食べ終わってフルーツを食べている最中に出てきた…。先に出して欲しいところだったが、結局2つも食べてしまった。
食後はアイスクリームと紅茶。ギャレーに戻って20秒くらいで戻ってきたので、エコノミークラスと同じ、作り置きのポットに入った紅茶かと思ったが、飲んだところ、よくエコノミークラスで飲む紅茶と同じ味だった。ハーゲンダッツはミニカップで、エコノミーとの違いは、紅茶は紙コップか陶器のコップか、ハーゲンダッツは皿に乗って金属のスプーンで食べられるか、そのままポンか…ということかもしれない。
ところで、右側の窓側は非常に良席だった。離陸後は一路、東京湾を横切り、富士山近くを飛行する。天気が良ければ、眼下に絶景を望みながらのフライト。美味しい機内食とともに楽しめるのは至福の時だ。とはいえ、富士山を通過する際のアナウンスはない。
機内食に次いで、免税品の販売が開始される。座席ポケットにはやたらたくさんのカタログが入っており、そのうち1冊は免税品カタログ。チャイナエアライングッズも販売していた。
ほぼ定刻で台北、桃園国際空港に到着。ラウンジでくつろいだ後、エアバスA350型機で運航する香港行きに乗り継いだ。