ゼストエアウェイズ、欠航で1日あたり1.6億円の損失 LCC各社は嬉しい誤算?

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エアアジアグループのゼストエアウェイズは、フィリピン民間航空局(CAAP)より運航停止処分を受け、同社が運航する全便で欠航が続いている。

影響を受けているのは1日あたり7,600人に及び、ニノイ・アキノ国際空港で出発を待つ乗客を他社便に振り替えているほか、空港に隣接するリゾートワールドマニラでの宿泊や休憩の対応を行っている。

また、フィリピン航空傘下のPALエクスプレスや、セブパシフィック航空、タイガーエア・フィリピンなどは、救済のために臨時便を運航するなど対応に追われており、空港では救済便の航空券を特別価格で販売しているとのこと。また、各社ともに、需要の乏しいシーズンであることから、乗客を救済する余裕が比較的あるようとなる。

資格者の欠如や、乗客が搭乗中の給油、超過勤務などの、フィリピン民間航空規則に規定されているルールを逸脱したことが問題となっているとのこと。

ゼストエアウェイズによると、1日あたり約1.6億円の損失だといい、早期に運航開始を行う必要がある。なお、是正されない場合は、欠航となっている期間が大幅に伸びる可能性も指摘されている。

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