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ANAのエアバスA320neo、羽田空港に到着 年内にも国内線投入へ
全日本空輸(ANA)が日本の航空会社として初めて受領したエアバスA320neo(機体番号:JA211A)が、きょう12月17日夕方、羽田空港に到着した。
現在世界で14社が運航している。ANAでは7機を2014年3月に発注しており、2018年度にかけて受領する。初号機は2017年1月中旬から中国線など近距離国際線に投入する見通しで、年内にも国内線より投入を開始し、2017年1月中旬までは不定期に国内線に投入する予定。
ビジネスクラスはRECARO社製シートを「2-2」配列で8席、エコノミークラスはZODIAC AEROSPACE社製シートを「3-3」配列で138席の計146席を配置した国際線仕様機で、ビジネスクラスは電動リクライニングシートを採用。新型エンターテイメントシステムの「Rave」を導入しており、ビジネスクラスは12インチ、エコノミークラスは10インチのタッチパネル式のパーソナルモニターで映画などを楽しむことができる。機内インターネットサービス「ANA Wi-Fiサービス」、USB電源、AC電源も利用できる。
エンジンはプラット・アンド・ホイットニー社製のPW1127G-JMエンジン2基を搭載。巡航高度は時速840キロ、航続距離は6,280キロ。従来機のA320ceoと比較して、燃費効率は15%改善、航続距離は約7%長くなった。
ANAはエアバスに対し、A321ceoを4機、A321neoを26機、A380型機を3機発注しており、A321ceoは11月から国内線で運航を開始している。
■ダイヤ
NH9398 ハンブルグ(18:20)〜ノボシビルスク(06:31+1/08:35+1)〜東京/羽田(–:–+1)