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マニラに日本人が手掛けた初のカジノホテル「オカダ・マニラ」オープン、世界遺産都市「ビガン」も注目
フィリピン政府観光省は、「女子旅」をキーワードに、日本各地でPR活動を展開している。バナナやマンゴスチンなどの新鮮なフルーツのほか、スパ、雑貨、マリンスポーツなど、女子旅に人気のアクティビティが多数楽しめるのも魅力的だ。その中でも2017年にホットな目的地である、ユネスコ世界遺産都市であるビガン(Vigan)と、ミス・ユニバース世界大会が開催された日本人経営のホテル「オカダ・マニラ・ホテル」をご紹介したい。
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フィリピンの中でも、スペイン植民地時代の町の面影を強く残していることで有名なユネスコ世界遺産都市のビガン。イロコス・スル州の州都で、マニラの北400キロに位置している。
他の東南アジア諸国では見られない中国やヨーロッパのデザイン要素を建築に反映しており、石畳の通りにはダークウッドの邸宅、お土産屋やミュージアム・ホテル等が連なっている。世界中からの観光客が「カレッサ」という馬車に乗り街中を散策しているのが日常的に見られる。第二次世界大戦時に戦火を逃れたことから、古く貴重な建築物も多い。
第65回ミス・ユニバース世界大会がフィリピンで開催されるよう1,200万米ドルを支払った、LCSホールディングスの会長で、下院議員やイロコス・スル州知事も務めたルイス・クリソロゴ・シンソン(Luis Crisologo Singson、別名:チャヴィット/Chavit)氏は、ビガンのスペイン植民地時代の街並みの保存に対して最も力を注いだと言われている。
チャヴィットの名にちなんで名付けられた通り「Crisologo Calle」は素朴な大邸宅に囲まれ、その地区の中心地となっている。市内には豪華なミュージアム・ホテルである、「ホテルルナ」と「ビガンプラザホテル」などがある。
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フィリピンは現在、マニラでカジノ・ライフを満喫したい若い女性や文化遺産体験を楽しんでいる成熟した観光客の格好の遊び場となっている。
日本人実業家の岡田和生氏が手掛けた「オカダ・マニラ・ホテル」は2016年12月21日にオープンした。933室は全客室がスイートルームで、全客室から世界三大夕日に挙げられるマニラ湾を望むことができる。1月に開催された第65回ミス・ユニバース世界大会公式ホテルでもあった。
カジノにはマシーンを3,000台以上、テーブルも約500台備える。日本人としてフィリピンにカジノをオープンしたのは初めてだという。
フィリピンへは、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、フィリピン航空の両国の大手航空会社のほか、セブパシフィック航空やバニラエア、ジェットスター・ジャパンの格安航空会社(LCC)3社が相次いで就航や機材の大型化を行い、供給席数が増加している。マニラやセブと日本各地が結ばれており、直行便でアクセスすることができる。
フィリピン政府観光省によると、2016年の日本からフィリピンへの渡航者数は53.9万人だった。2017年には56万人を目標としている。