アパグループ、2016年11月期連結決算は過去最高益　純利益200億円

アパグループは、2016年11月期連結決算を発表し、過去最高益となる純利益200億円となったことを発表した。

ホテル事業は円安株高が反転することで、「爆買い」の沈静化が見られるものの、既存ホテルの売上高は前年超えているほか、新規ホテルの開業や北米のCoast Hotelsを買収したことなどで、売上高は898億円（前期比14.2％増）となった。不動産事業も好調で、売上高は207億円（同67.2％増）と大幅に増加した。これにより、売上高は1,105億円（同21.4％増）、営業利益は372億円（同16.1％増）、経常利益338億円（同20.1％増）、当期純利益200億円（同11.6％増）となった。

今期は既存ホテルの堅調な推移と新規ホテルの開業により増収を見込む一方で、不動産事業は大型プロジェクトの端境期にあたるため、全部門の売上高は横ばいを見込んでいる。

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