レッドプラネット、中部国際空港でのホテル建設計画を白紙化

レッド・プラネット・ジャパンの中部国際空港でのホテル建設が事実上白紙となったことがわかった。

2月17日に、採算性や将来性を見直した結果、他に優先すべき案件が出ていることもあり、計画を保留すると発表。連結会計年度の累計額で4,423万7,000円を減損処理している。レッド・プラネット・ジャパンの業績不振により、土地保有者が売却に難色を示したとみられている。

レッド・プラネット・ジャパンは、ディストリビューション事業や飲食事業を売却し、ホテル事業のみを展開。4期連続で営業利益と営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなったことから、上場廃止基準に係る猶予期間入り銘柄となっている。販管費を見直すなど、収益向上を図る見通し。