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アリタリア-イタリア航空は、現地時間5月2日に株主総会を開き、破産手続き(特別管理)を開始することを決めた。運航は継続する。
エティハド航空などからの20億ユーロの資金調達の条件となる従業員の削減策は、労働組合の了承は取り付けたものの、従業員が反対した。国による支援は行われない見通し。運航を継続しながら資産の売却や人員削減を進める。赤字が継続する場合、運航を停止する可能性もある。
アリタリア-イタリア航空は1946年に設立した、イタリアのフラッグキャリア。2008年には会社更生手続きを行い、不採算部門を切り離した。2014年にはエティハド航空が株式の49%を取得し、経営再建を行っていたものの、競争環境の激化により、赤字が続いていた。