関西国際空港国際線の「ANAラウンジ」、プライオリティ・パスの取り扱い終了
2014年春にいよいよ羽田空港が本格的に国際化 発着枠の動向を完全まとめ (2013年10月2日現在)
羽田空港の拡張に伴い、2014年春から午前6時〜午後11時の間の国際線発着枠が増枠される。ターミナルの増設工事は着々と進んでいるほか、各国との交渉や、枠の割り当てを行っており、2013年内に完了する予定とのこと。
ターミナルビルの工事も進んでおり、本館が増設されるほか、サテライトもオープンします。また、3000メートルのC滑走路も360メートル延伸し、国際線大型機の発着にも対応できるようになる。
「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」が国際線ターミナルに2014年9月にもオープン。出国後のエリアで入国せずに宿泊もできるようになる。
増枠される発着枠は、計84便で、出発便42便と到着便42便になる見込み。また、現状で割り当てを行っている深夜早朝の発着枠と組みわせての発着も可能になる。
例えば、早朝5時、6時に羽田に到着することで、帰国後そのまま出勤できる便を設定しつつも、午前8時、9時という首都圏近郊からアクセスしやすい時間帯に出発する便などが一例となる。
Traicyでは、各国に割り当てが行われた枠をまとめました。
残るところで最大なのは、アメリカ。また、残る9枠の国内各社への割り当てとなる。
すでに配分が行われた16枠では、ANAに11枠、JALに5枠が配分。ANA側は、JALの再建で健全な競争環境が失われたと、傾斜配分を求めており認められた形。
なお、2013年3月に羽田空港の国内線発着枠が増加する際にも、JALは3枠、ANAは8枠が割り当てられました。また、ANAはエア・ドゥやスターフライヤー、ソラシドエアとコードシェアをしており、合わせると18枠の増加となったという経緯もあります。
発着枠1枠は、17〜18億円ほどの収益を生み出すとも言われており、動向には注目となる。