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ユナイテッド航空、新シート「ユナイテッド・ポラリス」を都内でお披露目
ユナイテッド航空は、6月15日に東京都内で、新型ビジネスクラスシート「UNITED POLARIS(ユナイテッド・ポラリス)」をお披露目した。
2016年12月より運航を開始しており、アジアとアメリカを結ぶ路線では、3月に導入した香港〜サンフランシスコ線に次いで2路線目となる。ビジネスクラスの「ユナイテッド・ポラリス」は1-2-1配列で60席、エコノミープラスは3-4-3配列で102席、ユナイテッド・エコノミーは3-4-3配列で204席の366席を配置している。各席に電源、USBポートを設置しており、有料のWi-Fiの利用もできる。
「ユナイテッド・ポラリス」は、顧客調査などを約12,000時間以上行ったところ、国際線のビジネスクラス利用者が最も重視するのは「睡眠」だったことから、快眠できることをコンセプトに開発した。Acumen Design AssociatesとPriestmanGoodeが共同でデザインし、イギリスのZodiac Seatsが製造した。
フルフラット状態で最大198センチとなる。全座席が前向きで、通路にアクセスすることが可能。中央席には電動のプライバシーディバイダーを設置しており、必要があれば下げることで会話することができる。
寝具はアメリカの高級百貨店Saks Fifth Avenue(サックス・フィフス・アベニュー)の協力のもと、サイズの異なる大小の枕やマットレスクッション、ジェル入り枕も用意した。飛行時間が12時間を超えるフライトでは、コットンのオリジナルパジャマやスリッパも提供する。新しいアメニティキットでは、人間工学に基いて設計されたアイマスク、気分をリラックスさせるラベンダーの香りの枕用スプレーミスト、Soho House & Co.のCowshedスパ製品を取り揃えた。パジャマとアメニティキットは持ち帰りが可能。
モニターは16インチでタッチパネル式。コントローラーで映画や音楽を選択することもできる。リクライニングはコントローラーにあるホイールを左右に動かすことでできる。微調整も可能。「Do not disturb(起こさないでください)」ボタンもある。折りたたみ式の大型テーブルはモニター下に収納されている。
サイドテーブルも大きく、食事の際にはパソコンをサイドテーブルに置くこともできる。サイドテーブル上には電源、モニター下にはUSBポートがあり、デジタルデバイスの充電ができる。
搭乗時にはチョコレートとウェルカムドリンクで迎えられる。マスターソムリエの最高級ワインやカクテルなども提供し、赤ワイン3種類、白ワイン3種類をテイスティングすることができる。一口サイズのデザートを載せた「デザートカート」、注文に応じて作る特製アイスクリームサンデー、飛行時間が12時間以上のフライトではミニカレー丼やチーズなどの軽食も提供する。
まずは新たに導入するボーイング777-300ER型機に導入し、その後はボーイング787-10型機、エアバスA350-1000型機、ボーイング767-300型機、ボーイング777-200型機に順次導入する。
2018年までに、成田空港のほか世界の8つの空港に、「ユナイテッド・ポラリス・ラウンジ」をオープンする。成田空港のラウンジは、「ユナイテッド・ポラリス・ラウンジ」と「ユナイテッド・クラブ」が共存する形となる。「ユナイテッド・ポラリス・ラウンジ」は、「ユナイテッド・ポラリス」利用者とスターアライアンスゴールド会員でスターアライアンス加盟各社のビジネスクラスかファーストクラスの利用者が利用できる。「ユナイテッド・クラブ」はスターアライアンス加盟航空会社を利用するスターアライアンスゴールド会員や、1日利用券保有者などが利用できる。
■ダイヤ
UA838 東京/成田(16:55)〜サンフランシスコ(10:40)
UA837 サンフランシスコ(11:45)〜東京/成田(14:35+1)