ニュージーランド航空、東京/羽田就航 深夜発着で週3便

ニュージーランド航空は、東京/羽田〜オークランド線に7月21日より就航を開始した。

東京/羽田発は月・木・土曜、オークランド発は水・金・日曜の週3便を運航する。機材はボーイング787-9型機を使用する。羽田空港とオセアニアを結ぶ便は、全日本空輸(ANA)とカンタス航空のシドニー線に次いで2路線目。ニュージーランドへの就航は初めてとなる。

初便となるNZ91便(ボーイング787-9型機、機体記号:ZK-NZE)は、オークランドを7月21日の午後3時12分に出発。東京/羽田の148番スポットには午後11時12分に到着した。折り返し便のNZ92便は7月22日の午前1時35分に出発し、オークランドには同日の午後2時40分に到着する。初便には黒い塗装に白いシダの葉を描いた特別塗装機を投入した。

7月20日から24日まで、羽田就航記念セールを開催している。往復運賃はエコノミークラスは79,000円から、プレミアム・エコノミークラスは219,000円から、ビジネス・プレミアは359,000円から。いずれも燃油サーチャージなし、諸税込み。

公式Facebookページでは、羽田就航記念キャンペーンとして、ニュージーランドの4か所の観光地の画像から最も印象的なものを選び、コメント欄に選んだ地名を投稿した人の中から抽選で、東京/羽田発オークランド行き初便で配布する記念品を5名にプレゼントする。羽田空港国際線ターミナルでは、7月22日と23日の2日間、「ニュージーランドフェア」を開催し、ニュージーランド航空のエコノミークラス3席がフルフラット状態となる「スカイカウチ」の展示などを行っている。

10月30日より、東京/羽田発は午前1時から午後10時5分、オークランド着は午後11時から午前5時55分着に変更となる。出発便、到着便ともに東京/羽田を各地を結ぶ国内便との乗り継ぎが容易になる。羽田発は月・木・土曜、オークランド発は水・金・日曜の週3便を運航する。機材は、12月6日まではボーイング787-9型機、12月8日以降はボーイング777-200型機を使用する。

ニュージーランド航空のクロヴィス・ペリエ日本・韓国地区支社長は、「昨年12月に就航を発表して以降、心待ちにしておりましたが、ついに本日就航の運びとなったことを嬉しく思う。デイリー運航の成田便とあわせ、お客様により多くの選択肢をご提供できるようになりました。」また、10月末からの冬期スケジュールでは、羽田からの往路は出発時刻が早まり、オークランドからの帰路は早朝に羽田に到着する時間帯に変更となる。往復ともに日本全国ほとんどの空港からの同日乗り継ぎが可能となるため、これまでニュージーランドを身近に感じていただいていなかった全国各地のお客様に、次のご旅行先としてニュージーランドを選んでいただけるのではないかと期待している。まさに、『ニュージーランドへの近道ができました』と申し上げられると思っている。」とコメントしている。

ニュージーランド航空は、2016年11月4日より大阪/関西〜オークランド線の季節便の運航を約3年ぶりに再開したほか、冬期限定で東京/成田〜オークランド線を増便するなど、日本路線を強化している。日本を訪問するニュージーランド人は、2017年5月現在で前年比25%の伸びを示しているという。

エイビーロード・リサーチ・センターが発表した「エアライン満足度調査2017」では、日系航空会社を除いてトップとなる第3位となったほか、オーストラリアのAirlineRatingsは、2017年の「Airline of the Year(エアライン・オブ・ザ・イヤー)」にニュージーランド航空を4年連続で選出するなど、顧客満足度に定評がある。

■ダイヤ
NZ92 東京/羽田(01:00)〜オークランド(14:40)/月・木・土
NZ91 オークランド(14:50)〜東京/羽田(23:00)/水・金・日

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