デルタ航空、東京/成田〜上海/浦東線から来年7月にも撤退へ アトランタ線開設で

デルタ航空は、東京/成田〜上海/浦東線から2018年7月にも撤退する。

2018年7月の上海/浦東〜アトランタ線の開設に伴うもので、デルタ航空広報によると、上海でのアメリカの航空会社に割り当てられた発着枠数に限りがあるため、アトランタ線に移行することを申請しているという。政府認可が得られていないため、運航開始日は決定しないとした。

デルタ航空は、上海/浦東とデトロイト、シアトル、ロサンゼルスの3都市を結ぶ路線を現在運航しており、アメリカ本土を結ぶ路線は4路線目となる。上海/浦東〜アトランタ線には、ビジネスクラスの「デルタ・ワン」を37席、「デルタ・コンフォートプラス」を36席、エコノミークラスの「メインキャビン」218席の計291席を備えたボーイング777-200LR型機を投入する。

近年、デルタ航空の東京/成田発着路線は縮小傾向にある。2016年10月には東京/成田〜ニューヨーク・バンコク・大阪/関西線と大阪/関西〜グアム線、今年5月には東京/成田〜台北/桃園線から撤退している。東京/成田〜上海/浦東線の撤退後には、東京/成田とアジアを結ぶ路線はマニラ・シンガポール線の2路線のみとなる。

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