JR東日本や三井物産ら、イギリスで旅客鉄道事業の運営権獲得 12月から事業開始へ

JR東日本と三井物産は、Abellio UK(アベリオUK)とともに、英国旅客鉄道運行事業フランチャイズの一つであるウェストミッドランズ(West Midlands)旅客鉄道事業の運営権を、イギリス運輸省より獲得した。

3社から構成されるコンソーシアムは、ロンドンへの通勤路線とロンドンからイングランド北西部のリバプールまでをつなぐ長距離路線、イングランド中西部にあるイギリス第2の都市であるバーミンガムの都市圏輸送に対して、2016年11月に入札を行っていた。12月からの本事業開始に向けて準備を進める。イギリスでは、民間企業が旅客鉄道運行事業の運営を行うフランチャイズ制度を取っており、各路線の運航事業者は入札で決定される。

JR東日本はこれまでに、バンコクのパープルラインへの車両の供給やメンテナンス、インド高速鉄道プロジェクトへの技術支援などを行っているものの、海外の鉄道運行事業に参画するのは初めてとなる。

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