台風18号、九州発着便で欠航などの影響 午後は近畿や北陸地方に影響広がる

気象庁によると、9月17日午前1時現在、大型で強い台風18号は屋久島の西約220キロにあり、時速20キロで東北東に向けて進んでいる。中心気圧は965ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。

台風18号は朝から昼前にかけて九州に上陸し、17日正午には宮崎市、18日午前0時には金沢市の西約60キロ、18日午後9時には温帯低気圧となりオホーツク海に抜ける見通し。九州南部から本州の南海上にのびる前線の活動が活発化するほか、台風の中心から離れた地域でも局地的に猛烈な雨が降る恐れがあり、暴風や強風にも注意が必要となる。

全日本空輸(ANA)では、17日は九州、中国、四国地方と神戸、八丈島を発着する便は終日、大阪/関西、大阪/伊丹、名古屋/中部、静岡、小松、富山、能登を午後に発着する便で影響が発生する可能性があるとしている。17日午前に九州、中国、四国地方を発着する一部便で欠航などを決めている。

日本航空(JAL)では、17日に九州、四国、中国、近畿、東海、北陸地方を発着する便で影響が発生する可能性があるとしている。九州地方を発着する一部便ではすでに欠航を決めている。

ソラシドエアでは、17日に九州地方を発着する一部便と、17日午後に神戸を発着する便ですでに欠航を決めた。名古屋/中部発着便で遅延や欠航が発生する可能性があるとしている。ジェットスター・ジャパンでは、17日に42便、18日に1便の計43便の欠航を決めた。影響人数は5,438人。ピーチも一部便で欠航を決めている。