エイチ・アイ・エス、ホテル事業強化 「変なホテル」を東京など都市部に10棟展開へ

変なホテル

エイチ・アイ・エス(H.I.S)グループのH.I.S.ホテルホールディングスは、「変なホテル」を東京や大阪、京都、福岡などに10棟展開する。

「変なホテル」は、最新技術のロボットやシステムを活用することで、生産性を向上させた世界一のローコストホテルの実現を目指している。2015年3月にハウステンボス、今年3月に舞浜、同8月にはラグーナテンボスに開業している。レジャー観光客をコアターゲットとし、2名以上の利用に対応した客室を多く設けた。客室にはhandy Japan社の「handy」やGoogle社の「Chromecast」、LGエレクトロニクス社の「49インチ液晶4Kテレビ」、「LGスタイラー」などを揃える。

まず12月15日に、「変なホテル東京 西葛西」を開業する。客室数は100室で、東京メトロ東西線西葛西駅から徒歩3分。ロビー、フロント、客室、レストランを「和」のテイストに統一し、訪日旅行者に楽しんでもらえるようにした。

このほかに、2018年2月1日に「変なホテル東京 銀座」、同4月に「変なホテル東京 浜松町」、同7月に「変なホテル東京 浅草橋」と「変なホテル東京 赤坂」、同9月に「変なホテル東京 羽田」、同12月に「変なホテル福岡 博多(仮称)」と「変なホテル大阪 心斎橋北(仮称)」「変なホテル大阪 心斎橋(仮称)」、2019年3月に「変なホテル京都(仮称)」を開業する。

全てのホテルの開業後には、エイチ・アイ・エスグループが所有・運営するホテルは、国内外で計40軒、約5,300室規模となる。