ANA、東京/羽田〜能登線を1日2往復に 12月25日から
スターフライヤー、台北線3路線を開設 マカオへのチャーター便も運航
スターフライヤーは2018年冬スケジュールから、名古屋/中部・北九州・福岡〜台北/桃園線の3路線を開設する。きょう10月31日に開催した取締役会で国際線再参入を決議した。いずれの路線も1日1便を運航する。
所要時間は、北九州・福岡〜台北/桃園線は約2時間30分、名古屋/中部〜台北/桃園線は約3時間15分となる見通し。2018年6月にはエアバスA320型機1機を購入もしくはリースで導入し、11機体制となる。
スターフライヤーは2012年7月に北九州〜釜山線に就航したものの、搭乗率の低迷が続いたため、2014年3月をもって運休。当時は急激な路線拡大に伴い、国際線の初期投資を国内線で賄いきれなくなり、経営基盤が揺らいだとしている。現在は国内線で安定的な収益の確保ができているという。国際線への進出は約4年半ぶりとなる。
国内の人口減少が進む中で中長期的な視点から国内定期路線における大幅な収益増加は望めない状況、訪日外国人が増加しており今後の成長が見込める国際線へ定期便の参入を決めたという。今後アジア各地への路線拡大を進めていく計画で、国際線は単年度黒字化まで数年を要する見通しとした。
また、12月と2018年2月には北九州〜マカオ線、12月には名古屋/中部〜台北/桃園線でチャーター便を運航する。