クラブツーリズム、引退間近の「旭山動物園号」貸し切りツアーを企画

クラブツーリズムはJR北海道と共同企画し、2018年3月に運行を終了する旭山動物園号の183系の貸切ツアーの発売を12月1日より開始した。

出発日は2018年3月3日。ツアーは2日間で、東京発では1日目は羽田空港から新千歳空港へ向かい、札幌場外市場に立ち寄り、美瑛白金温泉のホテルパークヒルズに宿泊。2日目は美瑛、旭山動物園に立ち寄り、旭川駅から札幌駅まで旭山動物園号に乗車する。新千歳空港駅に到着後、羽田空港に向かう。車内ではイベントも開催し、乗車証明書もプレゼントする。旅行代金は大人1人35,000円から40,000円。仙台発、北海道発のコースも用意する。

旭山動物園号は2007年に運行を開始。旧国鉄時代の車体で老朽化が進んでいることから、2018年3月をもって引退することが決まった。旭山動物園号の車両には、 旭山動物園に飼育係として25年間勤務し現在は絵本作家のあべ弘士さんがデザインを手がけたかわいい動物たちの絵が大きく描かれており、列車内にも動物のぬいぐるみがそのまま椅子になった記念撮影用シート「ハグハグチェア」やカーペット敷きで絵本を読んだりおやつを食べるなど自由にご利用いただける「モグモグコーナー」など、子供たちが喜ぶ楽しい仕掛けがある。

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