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パラオ入国時にパスポートに押印するスタンプが、「パラオ誓約(Palau Pledge)」と署名欄を含む新たなものに12月7日より変更される見通しとなった。パラオ政府は大統領令の発表を準備している。
新たなスタンプはパスポート1ページ分の大きさで、日本語を含む主要言語のバージョンが用意される。入国時に署名欄に署名が求められる。「パラオ誓約」の日本語の内容は「パラオの皆さん、私は客人として、皆さんの美しくユニークな島を保存し保護することを誓いる。足運びは慎重に、行動に思いやりを、探査には配慮を忘れません。与えられたもの以外は取りません。私に害のないものは傷つけません。自然に消えるもの以外の痕跡は残しません。」となる。在パラオ日本国大使館によると、パラオ司法省移民・労働局は署名欄への署名を拒否した場合でも入国を拒否することはないとしている。
スタンプが変更される場合には、パラオに到着する全便で「パラオ誓約」を案内するビデオを放映するようになる予定。12月7日午後9時15分にグアムから到着するユナイテッド航空157便の乗客が、新しいスタンプが押印される最初の乗客となる見込みだという。