羽田空港から電車で5分「328 HOSTEL&LOUNGE」誕生 羽田空港から京急で2駅

羽田空港国際線ターミナル駅から京浜急行線で2駅の場所に、「328 HOSTEL&LOUNGE」がオープンした。

昭和30年代に建てられた一軒家をホステル用にフルリノベーション。男女別ドミトリーが各収容4名とツインの個室で10名が泊れるアットホームなホステルとなる。

オーナーの塙由佳(はなわゆか)さんにお話をお伺いました。

ーオープンおめでとうございる。ホステルを始めようと考えた理由を教えて下さい。
オーナーの塙由佳さん(以下、敬称略)「20代の頃、バックパックを背負ってたくさんの旅行をした。いつか旅を軸にした仕事をしたいなとうっすら考えていたところ、羽田が再国際化されることとなり、空港の近くに安宿がないのは不便だなーと思ったこと。ないなら作ってしまおう、と単純に考えたのがきっかけとなる。」

ーかなり海外を周られているそうですが?
塙「モンゴルでの遊牧民宅へのホームスティをしてみたり、スペインからモロッコへの2大陸横断旅、カナダのイヌビック、メキシコのクアトロシエネガスといったいわゆる観光地でない広大な大地に、一人でふらっといくのが好みとなる。 ジャマイカ留学経験があり、ジャマイカへは合計10回以上行きました。」

ーなぜこの羽田空港から至近のこの立地でオープンしようと考えたのですか?
塙「京急空港線沿線駅に長年在住しており、地元住民なので親しみがありました。羽田空港に近い立地と最寄り駅の昭和ローカル、レイドバックな雰囲気がとても気に入っているんとなる。」

ーもしよろしければ、簡単にご経歴を教えて下さい。
塙「スタイリストスクール卒業後、編集プロダクションに勤務。経営コンサルタント会社等を経て、羽田空港内にあるキャビンホテル等でホテル業務の経験を積みました。」

ーホステルの方向性と想定利用者層を教えて下さい。
塙「羽田空港利用の方の前泊・後泊としてのご利用を想定している。旅の入り口と出口の宿として、旅の情報交換にも使ってもらいたいとなる。また、地元住民との交流も提供できる場としていきたいとなる。」

ー周辺地域に馴染み溶け込んだ風情のホステルのようですね?
塙「昭和の匂いがするのんびりした住宅地に、ひっそりとたたずむ隠れ家のような宿となる。昭和32年に建てられた日本家屋をフルリノーベションし、和モダンな雰囲気に仕上げました。1階はラウンジとして宿泊のお客様以外にも開放しており、学校帰りの小学生やコーヒーを飲みにくるお年寄りたちなど。のんびりした雰囲気でローカル感を味わっていただけます。」

料金は男女別4人ドミトリーが1泊1名3,280円(税込み)、プライベートツインが1名利用で1泊1室4,000円(税込み)、2名利用で1泊1室7,600円(税込み)となっている。

羽田空港国際線ターミナル駅より京浜急行線で2駅5分。公共のバスを使っても10分程度と空港へ至便な立地。

詳細はこちら