ジェットスター・ジャパン、搭乗者数300万人達成記念イベント鈴木みゆき社長一問一答(後編) ETOPS取得でグアム線も検討へ 

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2013年12月6日に成田空港で開催された、ジェットスター・ジャパン(JJP)累計搭乗者数300万人記念イベントでの、鈴木みゆき社長の囲み取材一問一答は次の通り。(前編はこちら

ーA320neoなどの新型機も視野に?
考慮していきたいと思う。基本的には320に統一していきたい。

ー国際線もA320というところを維持していく?
ナローボディで、5時間以内でまだまだ路線いっぱいありますので。

ー国際線だと、ETOPS取得は
そうですね。ええ、しなくれはいけませんね。はい。グループ全体ではETOPS取得の経験を持っておりますので。

ー例えば、成田から、ETOPS使うと洋上飛行ですからグアムとかも視野に?
そういうところも検討したい。需要も見ながら、その時期の競争環境というのも見ながら決定していきたい。

ーアジアアトランティックエアラインズは季節に合わせてフレキシブルに飛ばすというビジネスモデルだが、こういうビジネスモデルを採用するというのは?
主にスケジュール便と飛ばしていきたいと思いますが、チャーターもやらないわけではないと思う。季節変動を見据えた上でダイヤを調整するというのは、今でもある程度国内でやっているので、国際に関しても進めていきたいと思う。

ーチャーターは、2014年に24機に拡充したあたりからできる?
正直今からできますけれど、特にそっちに集中していない。

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ーまずはスケジュール運航?
そうですね。需要は充分あるというふうに確信していますので。搭乗率もこの最近は80%前後を維持できていますので。

ー九州あたりもちょっと増やすんですかね?鹿児島は欠航が…
色々とお客様にご心配を掛けて申し訳ないと思いますけれども、弊社の場合、最優先事項が安全ですので。エアバスのアドバイスですと、灰とか噴火があるときには飛ばないほうがいいとはっきりとおっしゃってるんですね。

ーマニュアルで?

そういう事を考慮した上で、こういうふうに判断しているんですが。

ー利用者はいるかと思うんですが、欠航しちゃうと思うとリスクがあると思う。仕事でも使いたいけど、欠航が怖いという。
ただ、比率としては便数は少ないので、リスクの度合いというのはある程度考慮した上で運航しているんですけども。そういう場合、我々はお客様に対して、手厚いお手当てとか、もちろん払い戻しをはじめ、他の便とかもさせていただいているので、出来る限り。どうしても我々のポリシーは安全第一ということで。

ーチャーターは国内、国際両方見据えていらっしゃいます?
何も決まってませんので、今の段階ではスケジュールで。

ー将来的には需要があるところにチャーターを?
まあ、需要があれば考えますけれど、今のところは全く。

ー基本的に定期運航のところを国内、国際を共に増やしていく。国内優先ということ?
はい、そうとなる。出来る限り需要がある路線を開拓することと、需要が高まってきている路線の便数とか頻度を上げていく。

ー1日2便を3便、4便にというケースも増えていく?
やはり、1日1往復というとお客様はどうしても躊躇うところがあると思うんですね。遅延とか欠航になった場合どうすると。4便くらい往復あると安心して、朝の便に乗れなかったら昼の便に乗ろうという選択肢が増えてくるので、頻度というのはは重要な選択肢に関わってくると思う。

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