節約には「きっぷとICカードの使い分け」が必要?JR東日本が運賃改定申請を発表  2014年4月から

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JR東日本は、2014年4月1日からの運賃改定を国土交通省に届け出ました。

首都圏や山手線などの電車特定区間では、いままで初乗り130円だったところ、ICカードでは133円、きっぷでは140円になる。

一方で、電車特定区間以外の幹線や地方交通線などは、初乗り140円のところ、ICカードでは144円と値上げになるものの、きっぷでは140円と現行価格を維持します。

電車特定区間内では、きっぷ利用の場合は端数は全て切り上げとなることから、ICカードのほうが割安。それ以外では、きっぷ利用の場合は四捨五入となるので一部ではきっぷのほうが安いという現象も。

電車特定区間は、首都圏では大宮・千葉・取手・久里浜・大船より東京寄りとなっており、発着駅のいずれかが電車特定区間から外れている場合は、幹線か地方交通線の運賃が適用になる。

例えば、新宿〜大宮間の場合、電車特定区間のため、きっぷでは470円、ICカードでは464円となり、ICカードを利用した方が6円安い。しかし、新宿〜土呂間の場合は、大宮駅から1駅先で電車特定区間を外れるため幹線運賃となり、きっぷでは580円、ICカードでは583円となり、ICカードの方が3円高くなる。

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