成田国際空港、A滑走路北側に誘導路整備 処理能力拡大

成田国際空港は、空港処理能力の向上のため、A滑走路北側に誘導路(ホールディングベイ)を整備する。国土交通省に航空法に基づく変更許可申請を行った。

ホールディングベイは、離陸機が待機するための滑走路端部の誘導路で、離陸機の離陸順の入れ替えなどに用いることができる。長さは約560メートルで、既存施設の移転先確保などのため、空港の敷地範囲を約26ヘクタール拡大する。

これにより時間あたりの空港処理能力は、現在の68回から72回に拡大する。申請上の工事完成予定は2022年9月30日となっている。