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中国国際航空、2017年の平均搭乗率は81.14% 付帯収入や上級クラスの売上高増加
中国国際航空は、2017年12月期の決算を発表した。
グループの売上高は前年同期比7.71%増の1,240.46億人民元、航空輸送収入は同7.53%増の1,153.8億人民元、当期純利益は同11.38%増の86億4,100万人民元となった。29億3,800万人民元の為替差益も利益を押し上げた。輸送旅客数は1億200万人、平均搭乗率は81.14%だった。
アウトバウンド需要の増加が続いていることや、中国政府が進める一体一路構想、国家開発戦略を考慮し、中国国内線49路線、国際線12路線を新たに開設を行ったことが収益の増加に寄与した。さらに、インターラインによる収益は同15.3%増の55.1億人民元となったほか、ヨーロッパや北米、オーストラリアから北京経由で中国国内線に乗り継ぐ場合の荷物のスルーチェックインを開始している。
マイレージプログラム「フェニックスマイル」の会員数は5,000万人を超え、グループの総売上高のうち43.7%に貢献した。旅客需要の詳細な調査により、ファーストクラスとビジネスクラスの売上高を同12.7%増の131.1億人民元に拡大することを可能にしたほか、有料座席指定や搭乗口でのアップグレードといった付帯サービスによる収入も同32%増加した。
直接販売の増加や流通コストの削減も行い、直接販売の比率は26%から50.9%に増加し、代理店への手数料支出が売上高に占める比率は、4.2%から1.5%に低下した。
グループ全体では56機を新たに導入し、11機を退役させた。これにより機材数は655機、平均機齢は6.53年となった。路線数は420路線、就航カ国数・都市は40カ国の185都市に拡大した。