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ピーチ、万博誘致特別機「HONA IKOKA!」号の運航を開始
ピーチ・アビエーションは、 5月9日、万博誘致特別機「HONA IKOKA!」号(エアバスA320型機、機体番号:JA820P)を関西国際空港にて披露し、大阪/関西発宮崎行きのMM189便より運航を開始した。
機体後方に特大の誘致ロゴ、前方のドアサイドに「HONA IKOKA!」号のロゴを掲示した。就航全路線で運航する。ネーミングは3月16日から25日にかけてソーシャルメディアで一般公募し、決定した。お披露目イベントには大阪府の松井一郎知事も出席した。
松井一郎知事は、「このたび、ピーチにご協力を頂き、万博誘致のシンボルマークをラッピングした万博特別機を運航していただくことになりました。巨大な誘致ロゴマークをラッピングしたピーチの機体が、各都市を飛び回っていただき、大阪の万博誘致の空飛ぶ広告塔としての役割を担っていただくことを大いに期待しております。」と述べた。
ネーミングで最優秀賞に選ばれた辻克朗さんは、「未来がまた、ここからはじまると言う想いを“HONA IKOKA!”に込めている。1970年の大阪万博では世界や日本中の人に、未来に対しての希望を大阪から感じてもらえたと思う。大阪弁の“ほな いこか!”には、さぁやるぞ!みんなでやろう!みんなで行こう!そこに行こう!そんな意味があると思う。そして大阪の人ならではの、前向きなことを少し、照れを隠すように、大変なことも何だかんだ言いながらもやってしまう、何とも言えないユルさも感じられる、いい言葉だと思いました。」とコメントした。
関西国際空港第2ターミナルでは、5月15日まで1970年の大阪万博の様子を伝えるパネルの特別展示を実施しているほか、18台のチェックイン機のデザインを大阪万博誘致のロゴマークを印刷したものに一新した。3月1日からは、国内の客室乗務員と空港係員全員が大阪万博誘致のバッジを着用し、機内アナウンスも実施している。