1日最大10回乗り倒す「1日親子イルカ号パラダイス」運賃、購入者は40名超える 笑い話が現実に、楽しみ方は「わからない」とも

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1日に最大10区間を乗りつぶすという、前代未聞の運賃「1日親子イルカ号パラダイス」を発売した、天草エアライン(AMX)。

TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを中心に、「誰得」「無駄」「意味不明」といった声が大半の中で、参加表明の声もちらほら聞かれるなど、反響は大きい。

天草エアラインの営業を担当する川崎さんによると、「パラダイス山元の飛行機の乗り方」の著者、パラダイス山元さんが、AMXの機体デザインの選定委員だったことから、AMXとパラダイス山元さんとの交流がはじまった。著書にある、1日に11回タッチ(搭乗)というパラダイスさんの記録に、AMXならどうなるのかという笑い話をしていたところ、現実になったという。

過去に販売した2日間乗り放題に比べて反響は大きいとのことで、販売開始から5日目ですでに40名が購入。福岡発着の8区間のほうが申し込みが多いとのこと。採算は全く度外視で、「パラダイスさんの夢を叶えたかった」と川崎さんは語る。

ちなみに、楽しみ方を伺ったところ、「わからない」とした上で、「飛行機だけに乗りたいという方もいらっしゃいますから、人それぞれだと思う。」とのこと。

予約センターによると、2月より3月のほうが余裕があるといい、10回搭乗の場合は金、8回搭乗の場合は銀の搭乗証明書を、最終利用便の乗務員のサインを入れてプレゼントするほか、地上係員がパラダイス運賃の利用者だとすぐにわかるように、パラダイス山元さんの似顔絵が大きく入ったバッジを配布するようとなる。

パラダイス山元さんは、自身のFacebook上で、「このデブの顔が入ったバッジはなんとかしないとマズイでしょう。その日のCAさんの顔にしましょう。」とコメントしている。

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