日産、「ノート e-POWER 4WD」を発表 走行性能向上

日産自動車は、7月5日、「ノート e-POWER 4WD」の発表会を、北海道・札幌市のサッポロファクトリーホールで開いた。同日より販売を開始した。

「ノート e-POWER 4WD」は、新電動パワートレイン「e-POWER」を搭載車に、寒冷地や積雪地での要望が高い4WDを追加したモデル。北海道と東北では「ノート」が2017年に最も売れており、4WDの要望は特に積雪地から多かったという。「e-POWER」は、電気自動車と同様にエンジンで発電し、モーターで走る仕組み。静粛性、燃費性能に優れ、加速性能も長けている。アクセルペダルだけで加速も減速もできる「e-POWER Drive」も備える。

車両開発を主管する渡邊CVE(Chief Vehicle Engineer)は、「バッテリーで前輪・後輪の両モーターを駆動するシステムを搭載。もともと雪道に強いe-POWERと、後輪を自在にコントロールできるこの4WDを組み合わせたことで、走行性能がさらに向上し、どんな路面でも安心して走行いただけるようになりました。日産が持つ電動化技術を集めた、Nissan Intelligent Mobilityを体現するクルマに仕上がりました。」と、街中の様々な雪道状況のみならず、氷上や深雪時の走りの違いも解説した。

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