JAL、「Refresh」マークを表示した航空機を運航
北海道エアシステム、ATR42-600型機導入 3機発注で覚書締結
北海道エアシステムとATRは、ATR42-600型機3機の発注に関する覚書を締結した。
現在運航中のSAAB340B-WT型機を更新するもので、確定2機とオプション1機の3機が含まれる。2020年より運航を開始することを予定している。
北海道エアシステム(HAC)の桑野洋一郎代表取締役社長は、「新しいATR42-600は広々とした客室が特徴で、居住性が格段に向上します。また冬季の運航実績も豊富であり、寒冷地である北海道での運航にも信頼性が増している。この新しい機材で、これまで培ってきた安全運航体制のもと、今後も北海道地域のネットワークを維持し、皆さまの生活のため、安全で快適な移動空間を提供します」とのコメントを発表した。
ATRのクリスチャン・シェーラー最高経営責任者(CEO)は、「ATRが日本に適した機材であることを目にし、とても嬉しく思う。他の航空機の追随を許さない高い経済性とそれ以上のものを提供することにより、JALグループの支持を得られたことは、私たちの機体が、快適性や環境への配慮、地域交通への貢献などを重要視する先進的な社会に適していることを証明してくれます」とコメントした。
JALグループでは、日本エアコミューターがATR42-600型機を導入しており、導入は2社目。天草エアラインを含めて、日本の航空会社3社が運航することになる。座席数はこれまでと比較して12席増加する。