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エアアジア、日本と欧米結ぶ路線に参入へ 今冬スケジュールには名古屋/中部〜台北/桃園線就航見込む
エアアジア・グループは、日本と欧米を結ぶ長距離路線に2020年にも参入する。日本経済新聞によるインタビューで、エアアジア・グループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)が明らかにした。
エアアジア広報によると、具体的な時期は決まっていないものの、日本発着の北米、ヨーロッパ路線を展開する意向だという。エアアジアではエアバスに対してエアバスA330neoを100機発注していることから同型機を使用するものとみられるが、ボーイング787型機の導入については、「機材計画は常に見直しており、導入する可能性もある」(同)とした。
日本法人のエアアジア・ジャパンでは、名古屋/中部〜札幌/千歳線を1日3便運航しており、冬スケジュール中にも名古屋/中部〜台北/桃園線を開設する見通し。現在はエコノミークラス180席を配置したエアバスA320型機を2機運航しており、3機目の導入は来年度以降を予定している。
エアアジア・グループではこの他に、マレーシアのエアアジアXがクアラルンプールと札幌/千歳、東京/羽田、大阪/関西線と大阪/関西とホノルルを結ぶ路線、タイ・エアアジアXがバンコク/ドンムアンと札幌/千歳・東京/成田・大阪/関西を結ぶ路線、インドネシア・エアアジアXがデンパサール・ジャカルタと東京/成田を結ぶ路線を展開している。