ピーチ、パイロットチャレンジ制度の応募者向け説明会を初開催 すでに2,000名以上が応募

ピーチ

ピーチは、「Peach パイロットチャレンジ制度 with AIRBUS」の応募者向け説明会をきょう8月24日に初めて開催した。

初の説明会には40名以上が参加し、プログラムの概要説明や現役パイロットによる体験エピソードの紹介などを行った。8月6日から募集を開始し、きょう24日現在で2,000名以上からエントリーを受け付けている。

訓練は海外でのEASA(欧州航空安全機関)ライセンス取得訓練と、国内でのJCAB(国土交通省航空局)ライセンス取得訓練の2部制。EASAライセンス取得はニュージーランドとイギリスで約1年8か月間の訓練を実施し、欧州の事業用操縦士ライセンスならびに、計器飛行証明を取得する。JCABライセンスの取得は、本田航空で8ヶ月に渡り、日本のライセンスへの切り替えのための学科教育・実機訓練を行う。ANAグループ、エアバスが協力する。

海外訓練費用は自己負担であるものの、ピーチは現地での生活費などに活用できる「チャレンジ手当」を支給する。三井住友銀行の協力により、海外でのライセンス取得に係る費用の支払いに利用することができる「訓練費用サポートローン(仮称)」を準備している。海外訓練終了後に「Peach 自社養成訓練生」として入社すると、その後の国内での訓練費用はピーチが全額を負担する。

採用予定人数は若干名で、応募資格は2019年4月1日現在で、(1)4年制大学に2年以上在学し、全取得単位数が62単位以上の方、(2)短大・高専・4年制大学を卒業または大学院を修了した方、(3)1、2と同等の学力を有するとピーチが認めた方となる。また、TOEIC600点相当以上の英語能力、各眼の矯正視力が0.7以上かつ各眼0.7以上・両眼1.0以上の視力に矯正できるレンズの屈折度が±8ジオプトリーを超えないこと、オルソケラトロジーによる矯正を行っていないこと、日本をはじめ各国で発行した事業用操縦士免許および自家用操縦士免許を取得していないなどの条件がある。

エントリー期間は9月5日まで、入社時期は2019年4月1日を予定している。

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