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H.I.S.Mobileは、9月12日より「変なSIM」のiOSアプリのインストールや起動ができないトラブルが発生していることを明らかにした。
「変なSIM」は、メインのSIMカードに貼り付けることで利用できる「サブSIM」を導入したサービスで、7月1日よりサービスを開始した。利用対象となるのは75カ国・地域で、1カ国あたり1日200メガバイト(MB)まで500円で利用できる。200MB以降は低速無制限となる。「サブSIM」は薄いシールにICチップを埋め込んだもので、外部からデータの書き換えができるため、1つのSIMスロット内に2枚のSIMを埋め込んだ状態となるという。海外利用時のみサブSIMのデータの書き換えを行い、日本にいる時には通常のSIMを使うといった利用ができる。
現時点では復旧の見通しが立っていないことから、iOS利用者向けに代替サービスを近日中に提供する計画だという。すでに旅行先の通信プランを購入している場合には利用できる。現時点でまだ通信プランを購入していない利用者には購入代金を返金する。Android版では問題なく利用できる。
本来はApp Storeを経由して配信すべきアプリを、App Storeを経由せずに配信していたことが規約違反とみなされた可能性が高いとみられる。