東京空港交通、エレベーター付リムジンバスを国内初導入

東京空港交通は、車椅子のままで乗車ができるバリアフリーに対応した「エレベーター付リムジンバス」を国内で初めて導入し、12月から営業運行を開始する。

バスは三菱ふそう社製で、定員は通常座席39名、補助席3名、車椅子専用1名。通常座席を4席格納すことで、車椅子1席分を確保できる。衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報装置、ドライバーモニター、車両挙動制御装置などの安全装備を備えた。

利用時には車椅子でスロープ板を用いて車内のエレベーター装置に入り、中で90度方向転換後、上昇させる。車椅子固定装置の改善により、乗降所要時間が大幅に改善できるという。手荷物収納スペースも確保した。

これにより、東京空港交通のバリアフリー対応リムジンバスは、リフト付き4台をあわせた5台となる。来春までに10台体制になる見通し。