JAC機長、乗務前検査で基準値超えアルコール検出 乗務員交代で約1時間遅延

日本エアコミューター(JAC)は、きょう11月28日午前7時50分頃、鹿児島発屋久島行きのJAC3741便(DHC8-Q400型機、機体記号;JA851C)に乗務予定だった機長から、乗務前のアルコール検査で制限値を超えるアルコール濃度が確認されたことから、乗務員を交代し、同便の出発が約1時間遅れたことを明らかにした。

アルコール検査は第三者の立会いの下で行っており、機長から検出されたアルコール濃度は、既定値が1リットルあたり0.1ミリグラムのところ、同0.2ミリグラムだった。JAC3741便には、乗客16名が搭乗する予定だった。このため、同機材を使用する4便に遅延が発生する見込み。

JACでは、「乗務員の飲酒に関し厳格な対応が求められている中、このような事例を発生させてしまいましたことを、大変重く受け止めている。また、お客さま、ご関係のみなさまに、ご迷惑をおかけしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げますとともに、再発防止に向けた取り組みを徹底してまいります」としている。

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