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JAL・ANAが8月から燃油サーチャージを値上げ
日本航空と全日空は、今年8月〜9月に発券する航空券の「燃油サーチャージ」の値上げを発表した。各社が基準としている、シンガポールケロシンの平均価格が130米ドルを超えたため、改定となる。
気になる価格は?
日本-韓国 2,500円→3,000円
日本ー中国 4,500円→8,500円
※現在7,000円にて認可申請中だが、中国政府の認可待ちのため4,500円を適用
日本-台湾・香港 7,000円→8,500円
日本-グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム 8,000円→9,500円
日本-タイ・シンガポール・マレーシア 13,000円→15,500円
日本-インドネシア・インド・ハワイ 16,000円→18,500円
日本-北米・欧州・中東・オセアニア 25,000円→29,000円
(片道あたり)
夏休みの旅行に影響は?
8月発券から適用となるので、7月31日までに発券を済ませておけば、7月までのサーチャージが適用になる。ただし、予約変更を行った場合、新しい額のサーチャージが適用になるので注意が必要となる。
燃油サーチャージ込みツアーにも影響?
ソウルツアーでは、2泊3日燃油サーチャージ込みで2万円弱が主流ですが、前回の燃油サーチャージ値上げの後でも、19,800円程度のツアーは頻繁に売りだされており、近距離路線の場合は影響は限定的といえます。
また、航空券を購入する場合、中東系や、シンガポール航空は燃油サーチャージが割安であるため、運賃が高くても総額ではトクになることもあります。
ツアーの場合は、燃油サーチャージ込みの価格か、抜きの価格かをチェックするのを忘れないようにしましょう。
燃油サーチャージ込み運賃の活用も
JALとANAは、東日本大震災によって旅客が減ったことから、「」「エコ割サマースペシャル」などの燃油サーチャージ込みの特別運賃を販売している。
例えば、ANA「エコ割サマースペシャル」の東京ーロサンゼルス間は105,000円から。現在の燃油サーチャージは往復50,000円なので、運賃は55,000円となる。大阪・名古屋から東京までと、ロサンゼルスからラスベガスやシアトルへの乗り継ぎは無料で可能ですので、さらにお得になる。
旅行会社が販売している、航空会社未定の航空券よりも使い方によって安上がりとなるのは見逃せない点となる。
いかがでしょうか。8月、9月の多客シーズンに旅行が決まっている場合は7月中に予約、発券することをおすすめします。