スカイマーク、修理期限9カ月過ぎたまま運航

スカイマークエアラインズは3月14日、抜本的な修理が必要だったボーイング767-300型機で、修理期限を9カ月過ぎたまま運航を続けていたことを明らかにした。

スカイマークエアラインズによると、この飛行機は2004年11月、ブルネイの航空会社からリースで借り受けたもので、6号機として運航していた。ブルネイの航空会社の受託整備会社である、台湾の整備会社からの連絡が不十分だったために修理が行われなかったと、取材に対して説明した。14日付朝日新聞朝刊によると、この問題は国土交通省の調査で発覚。国土交通省は同日中に、スカイマークエアラインズに厳重注意するという。

9日から修理を開始し、13日までに羽田と徳島や関西を結ぶ計33便を欠航させた。14日中には運航を再開する予定。スカイマークエアラインズは「お客様、株主の方に、ご利用に当たって不安を持たせることであり、申し訳ない。管理を徹底し、安全運航を心がけたい」と話した。