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ANAがボーイング787型機のシートと特別機塗装を発表
全日空は、パリで開かれている、パリエアショーで、今年の夏に受領予定の、ボーイング787型機(ドリームライナー)の特別塗装と、座席シートを発表した。
ボーイング787型機は、全日空が世界初の受領となり、注目されている。
気になる特別塗装機は?
全日空が受領するボーイング787型機のうち、1号機と2号機は特別塗装機として、 ボーイング787型機を世界で初飛行する会社ということで、胴体の前半部分に大きく「787」のデザインを入れており、胴体後半の藍色に交差するラインは、「ANAのネットワーク」と、モダンジャパンなどの「プロダクトサービスブランド」を表現している。
ビジネスクラスシートは全席通路側
長距離路線のビジネスクラスは、全席通路側となっている。座席は前後で互い違いになっており、窓側に近い方に座りたい場合は場所をきちんと指定する必要がある。
全席フラットシート で、17インチのタッチスクリーンを搭載。大画面で映画などの迫力あるコンテンツを楽しむことが出来る。PC電源、USBポート、iPodジャックも装備している。
短距離路線のビジネスクラスには、最大12.1インチのモニターや、PC電源を装備している。
エコノミークラスもより過ごしやすく
リクライニングをしても後ろに倒れないシートを搭載。12.1インチモニターのほか、全席にPC電源とUSBポートを搭載する。
そのほかの装備も興味深い
TOTOのウォシュレットを全化粧室に設置。窓の大きさや手荷物入れも大型化する。また、従来は機内の予圧を高度8,000メートルとしていたが、6,000メートルにするため、過ごしやすい環境になる。
日本で試験飛行の予定も
7月3日〜9日にかけて、日本国内で、全日空が受領前の試験飛行が予定されている。 スケジュールは以下の通り。
7月3日
シアトル(5:00)→羽田(翌6:30)
7月5日
羽田(6:30)→伊丹(7:30/11:30)→羽田(12:30)
7月6日
羽田(6:30)→関西(8:00/12:00)→羽田(13:30)
7月7日
羽田(6:00)→岡山(7:30/11:00)→羽田(12:30)
羽田(15:00)→広島(17:00/19:00)→羽田(20:30)
7月9日
羽田(13:00)→シアトル(6:30)
情報筋によると、今年8月〜9月に全日空が受領するのではないかとされている、ボーイング787型機。試験飛行が大阪、岡山、広島などのビジネス需要の高い路線となっていますが、就航路線はどうなるのでしょうか。