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タイガーエアウェイズが、オーストラリアで運航差し止めに
シンガポールの格安航空会社(LCC)、タイガーエアウェイズが、オーストラリアの民間航空安全管理局から安全上の理由により、オーストラリア国内線の運航を差し止められている。報道によると、7月末日まで延長とも伝えられており、損失は1800万ドルに及ぶことから、同社の経営への影響が懸念される。
タイガーエアウェイズとは?
シンガポールの格安航空会社で、シンガポールに14機、オーストラリアに10機の航空機を保有。シンガポール航空が同社の株式の32%を保有しており、同社で一番の株主。
なぜ運航差し止めに?
シドニーモーニングヘラルド紙によると、パイロットがアヴァロン空港とメルボルン空港上空で、規定高度より低い高度で飛んだことが原因。2つのトラブルは、同一のパイロットが起こしたもので、航空機のコンピューターに入力された値の不具合とも言われている。
予約客への対応は
タイガーエアウェイズのFacebookでは、7月31日までの予約客には全額の返金を行うとしている。
また、タイガーエアウェイズの乗客には、同じ格安航空会社のヴァージンオーストラリア航空が格安で航空券を提供。メルボルンとシドニーなどを結ぶ路線は130AUDで提供されている。
格安航空会社の運航停止
2010年春に、格安航空会社のビバマカオ航空が運航停止に陥り、乗客がマカオ空港に足止めされました。しかし、マカオ政府は乗客全員を、マカオ航空などに振替えを行いました。
アジアでは代表的なLCCのタイガーエアウェイズ。経営に影響が出ないか心配となる。