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【搭乗レポート】東京(羽田)→ロサンゼルス/デルタ航空636便(エコノミークラス)
羽田空港の国際線定期便化に伴って就航した、デルタ航空の羽田→ロサンゼルス・デトロイト線。羽田を深夜に出発することから、日中に仕事をした後に旅行に行くことが出来ると話題となる。
今回の搭乗レポートは、ロサンゼルス線。全日空とデルタ航空が就航しており、時間差はわずか40分。しかし、デルタ航空のほうが運賃は格段に安く、トリプル・ダブルマイルキャンペーンでお得感たっぷり。そんなデルタ航空のロサンゼルス線をみっちりレポートします。
羽田発は0時45分と仕事帰りでもOK!
0時45分発のロサンゼルス線の搭乗手続きの締切りは、約1時間前の23時半過ぎ。仕事帰りに空港に行き、夕食を済ませればちょうどいい時間となる。また、チェックイン自体はもっと早くから行っているので、TIATスカイラウンジでシャワーを浴びるのもOK。
もちろん、モノレールも京急線も走っていますが、本数が圧倒的に少ないので注意。
乗り継ぎ便のチェックインもできる
今回は、ロサンゼルスでサンフランシスコ行きに乗り継ぐのですが、2区間のチェックインを羽田で行うことが出来ました。乗り継ぎ時間は約80分なので、ありがたいサービス。荷物はロサンゼルスで受け取り、税関を通ったところに再度預け入れのカウンターがあるので、預けなおします。その際にバッグについているタグを取り外さないように注意してください。
機材は最新鋭のボーイング777
羽田線に就航している機材は、全て最新鋭のボーイング777型機。ビジネスクラスの「ビシネスエリート」と、エコノミークラスの2クラスですが、エコノミークラス前方は、座席幅が広く、深いリクライニングができる「エコノミーコンフォート」になっており、追加料金が必要。
いざ搭乗
搭乗は、「ビジネスエリート」とデルタ航空の上級会員が利用出来るゲート「スカイプライオリティ」と、一般客に分かれている。機内は、アメリカンな客室乗務員が迎えてくれる。2名の日本語が堪能な客室乗務員が乗務している。
搭乗すると、「ビジネスエリート」ではウェルカムドリンクが配られる。エコノミークラスでは、機内食のメニューと共に、イヤホンが配布され、持ち帰ることができる。
機内食は2回
機内食は、離陸後、水平飛行になってすぐに配布されるスナックと、到着の2時間前に配布される到着前のミールの2回。また、夜中に起きている乗客にはクッキーと水が配られた。
メニューは
Snack
・季節の新鮮なフルーツ
・ターキーとチェダーチーズのサンドウィッチ
・クッキー
Pre-Arrival Meal
・季節の新鮮なフルーツ
・ソフトロールパンとバター
・ヨーグルト
・ゴーダチーズとオニオン入りオムレツ、ポテトケーキ、チキンソーセージ添え
or
・焼き鮭と鶏の照り焼き、だし巻き卵、豆ご飯
ドリンクは
・コカコーラ
・ダイエットコカコーラ
・スプライト
・緑茶
・オレンジジュース
・ミネラルウォーター
・ビール(Heineken、アサヒ、サッポロ)
・ワイン
それ以外のアルコールは7USD
となっている。
機内エンターテイメントも充実
機内エンターテイメントは、日本語の映画が「SP」や「海猿」などの人気映画5本と、EXILEなどのJ-POPのアルバムなどが楽しめるほか、K-POPや洋楽などのエンターテイメントも充実している。画面上で操作することで、一時停止や早送りもできる。到着までの時間やフライトマップも表示できる。
機内での睡眠は?
到着は現地時間の18時半頃。 機内でぐっすり寝てしまうと、現地で夜を向かえた後に寝るのは苦痛。滞在中も時差ぼけに苦しむことになる。フライト中は、機内食を楽しんだあと、映画を1本程度見てから4〜5時間の仮眠の後、配布される機内食をしっかり食べると、寝不足気味のままなので現地での睡眠をしっかり取ることが出来る。
リクライニングはそこそこできるのだが、フットレストがないのが玉に瑕。機内は読書灯の近くの送風スイッチを回して止めることもできるが、冷房が強いこともあるので長袖を持参すべき。毛布は薄いうえに静電気が発生するので注意。
ロサンゼルス空港到着後は
「入国審査→荷物受け取り→税関」といった流れは、他の国と変わらない。今回は到着が遅れたため、サンフランシスコ行きの乗客は入国審査を優先していた。通過には30分〜1時間弱程度。同時間帯の全日空は、トムブラッドレイ国際線ターミナルに到着するが、デルタ航空はターミナル5。同航空の国内線に乗り継ぐならかなり時間節約になる。
乗り継ぎ場合は、荷物を一旦引き取り、税関通過後、出口付近にある荷物預けの機械のところで預け入れる。
総合的には
いままでは、デルタ航空の評価であまり良い物を聞くことがなかったが、乗ってみると最新鋭機でエンターテイメントが充実しているうえ、機内食も体内時計をきちんと考慮しているもので、快適に過ごせた。アメリカ基準なのか、冷房が強い気がするので、毛布等を持ち込むといい。同時間帯の全日空と比べ、マイレージの積算率もよく、多くのツアーで利用されるTクラスでも100%積算とあって、かなりお得。