ANA、受託手荷物の適用ルールを変更 日本発エコノミー「Light」運賃では1個に
ANAのマイレージ特典でユナイテッド航空、コンチネンタル航空を利用した場合にも燃油サーチャージ徴収
いままで、ANAマイレージクラブの特典で、ユナイテッド航空やコンチネンタル航空、ニュージーランド航空の特典航空券を発券したときに燃油サーチャージが取られませんでしたが、2011年7月発券分から燃油サーチャージを徴収している。
マイレージ発券で燃油サーチャージが取られないということは、マイル通の間では裏技的に利用されており、長距離路線ではあえて日系航空会社を避けて利用する傾向がありました。
徴収額は、利用航空会社が通常運賃に適用している額と同じ。最近では、燃油サーチャージ額が高額となったことから、燃油サーチャージ込みの割引運賃を設定することも多くなり、例えば、エコ割サマースペシャルは、東京〜ロサンゼルス間が最安105,000円。燃油サーチャージと航空保険料の50,600円が含まれており、実質運賃は54,400円(出入国税含まず)。同区間をマイレージで利用すると、60,000マイルですから、お得感はほとんどありません。
もしマイレージで利用するのであれば、60,000マイルをeクーポンに引換えると90,000円分のeクーポンとなるので、差額を支払って購入するのをオススメします。もちろん、マイレージも積算され、往復で約9,000マイル(13,500円相当)。
JALに問い合わせたところ、アメリカン航空、フィンランド航空、エミレーツ航空の3社は、現在も燃油サーチャージを取っていないそうとなる。追随するかは不明ですが、マイラーにとってはかなり気になるお話となる。