ANA、11月21日〜27日搭乗分「トクたびマイル」設定 東京/羽田〜石垣・宮古線が7,500マイルなど
マイラーに話題の「シンガポール修行(SINタッチ)」っていったいなに?
「シンガポール修行」(別名:SINタッチ)という言葉を耳にしたことがある方はいませんでしょうか?いま、マイレージを貯めている人の間で話題の、「シンガポール修行」について、詳しくまとめてみました。
なぜ「修行」なの?
航空会社の上級会員になるために飛行機に乗る人のことは「修行僧」 と呼ばれている。かつては、「八丈島ぐるぐる」などといった、近距離路線に乗って回数を稼ぐ方法が主流でしたが、ANAマイレージクラブでは、ルール変更が行われ、ある程度の距離の路線を乗る必要が出てきました。
ある程度とは、ANAではプラチナ会員を達成する「5万プレミアムポイント(以下pp)」で、国内線では1マイル=2pp、国際線では、1マイル=1pp(中国線は1.5pp)を貯めることができる。
この「プレミアムポイント」を効率よく貯めることができる路線が、ちょうどシンガポール線だったことから、「シンガポール修行」が主流となっている。
「修行」するといいことあるの?
ANAでは、プラチナ会員と、ダイヤモンド会員には、「スーパーフライヤーズカード(SFC)」と呼ばえるクレジットカードへの入会権を与えている。SFCに入会すると、半永久的にスターアライアンスゴールド会員になることができ、スターアライアンス各社のラウンジが利用できるほか、専用チェックインカウンターの利用、荷物の優先引渡し、優先空席待ちができる。また、非公式ですが、満席時に優先してアップグレードをしてもらえることもあります。
「修行僧」は、このSFCへ入会するために修行をしているわけとなる。
ルートはどうなってるの?
ルートは、ただ単純にシンガポールを往復するだけではありません。
羽田→沖縄 普通席 1,968pp プレミアムクラス 2952pp
沖縄→成田 普通席 1,968pp プレミアムクラス 2952pp成田→シンガポール 普通席 2,318pp
シンガポール→成田 普通席 2,318pp
ーーー 地上移動 成田→羽田 ーーー羽田→沖縄 普通席 1,968pp プレミアムクラス 2952pp
沖縄→羽田 普通席 1,968pp プレミアムクラス 2952pp
と、合計12508pp(プレミアムクラスで16444pp)が貯まります。特に、「スーパーエコ割」が設定される、土曜日を挟む日程は混雑して取れないことも。
過酷なのは、日程。以下のようなルートで組むことが可能。
NH127 羽田(8:35)→沖縄(11:05)
NH2158 沖縄(12:55)→成田(15:30)
NH901 東京/成田(17:30)→シンガポール(23:40)
NH902 シンガポール(0:45)→成田(8:45)
NH133 羽田(12:40)→沖縄(15:10)
NH130 沖縄(15:40)→羽田(18:00)
※NH127便以前、NH133便以後は時間が違っても可能。
沖縄→成田線が1日1本なので、このルートが実現できないことも。0泊2日で本当に実現している人が多いのもすごいとなる。土曜日に出発すれば、日曜日には終わるので会社を休む心配はないですし、割引運賃の「スーパーエコ割」では、土曜日に滞在する必要がありますが、このルートだとOKなのとなる。
いかがでしたでしょうか。シンガポール行きの飛行機で、成田行きに搭乗するお客さんを見つけても、あたたかい目で見守ってあげましょうね(笑)