成田に前泊するなら便利 京成イブニングライナーに乗ってみよう 

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京成スカイライナーは、成田から旅立つ人にはお馴染みですが、「イブニングライナー」は知らない人も多いはず。そんな「イブニングライナー」を活用すると、海外に旅立つのがもっと楽になりますのでご紹介します。

スカイライナーとの違い

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・イブニングライナーは京成本線経由、スカイライナーは成田スカイアクセス線経由
乗車券の値段が、京成本線経由のほうが200円安くなる。急いでいない場合、わざわざ高い路線を利用しないほうが良いとなる。

・停車駅がイブニングライナーのほうが多い
青砥、京成船橋、八千代台、佐倉、京成成田にも停車します。

・所要時間がイブニングライナーのほうが長い
スカイライナーが、上野と成田空港を約45分で結んでいるのに比べて、約79分と倍の時間かかります。京成本線内では高速で運転できないためとなる。

・イブニングライナーは、ライナー券が座席指定ではない
イブニングライナーは「号車指定」になっており、乗車する駅によって指定される号車が変わります。しかし定員制になっているので、ほぼ確実に着席ができる。

スカイライナーと同じところ

・運行する車両は同じ
スカイライナー車両の間合い運用として運転されるので、車両は同じとなる。荷物置きやコンセントなどが利用できるのはうれしいところ。

イブニングライナーを利用するメリット

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・ライナー券が圧倒的に安い
スカイライナーのライナー券は1,200円ですが、イブニングライナーは400円。例えば上野〜成田空港間をスカイライナーに乗った場合、乗車券代を合わせると2,400円ですが、イブニングライナーの場合は1,400円になる。

・帰宅ラッシュの時間帯でも座れる
成田空港付近に前泊する場合、都内からどう移動するか迷うところですが、普通電車に乗ってしまうと帰宅ラッシュに巻き込まれ、座れないことも。わずか400円で着席できるのはかなりありがたいとなる。

また、上野駅を21:20のイブニングライナーに乗車すれば、京成成田駅から空港周辺のホテルへの最終連絡バスに接続できるホテルが多く、仕事帰りに成田に向かうことも可能となる。

これはラク!前泊は都内在住でもメリットアリ!

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イブニングライナーの京成上野〜京成成田間の運賃は1,290円ですので、スカイライナーで成田空港に行くのと比べると、2名で2,220円もお得になる。

例えば、エクスペディアで成田周辺のホテルを調べると、ツインルームで5,000〜6,000円程度で宿泊できるホテルが数多くありますので、差額1人あたり1,400円程度で泊まれることになる。

朝のバタバタから開放され、かなり楽な気持ちで出発できますので、都内在住で前泊する必要がないという人にも、さらには昼〜夕方出発という人も、一度泊まるとクセになりますよ。

イブニングライナーは、意外と知られていないようですが、実はメリット満載。ぜひ活用してみてくださいね。