商船三井クルーズ、新客船「MITSUI OCEAN FUJI」運航開始 全室スイート、3万2,000トン級
【搭乗レポート】東京(成田)→マニラ/ジェットスター78便(エコノミークラス)
ジェットスターが新規開設をした、成田発マニラ経由ダーウィン線。今年3月の就航時には、フィリピン政府からの認可が下りず、欠航になり騒がれました。
今回、500円セールでゲットしたマニラ行き往復航空券で、搭乗してきましたのでレポートします。
チェックインはかなり並ぶ!
チェックインは、成田空港第二ターミナルの一番端にある、Aカウンター。オーストラリア線もこの場所となる。
チェックインは、出発2時間前の16時に開始になりますが、かなり大荷物を抱えたフィリピン人が多く、預け入れにかなり時間がかかります。ウェブチェックインをしても同じ列に並ばされますので、預け入れなしの人は別レーンにしてもらえると嬉しいとなる。
結局、筆者は16時20分ごろに並び、チェックインが終わったのは17時少し前。30分ほどかかってしまいました。
ゲートも遠い!
ゲートは87番と、サテライト側のさらに端のほうとなる。出国審査も1列に10人以上並んでいましたので、45分前ぎりぎりにチェックインすると、かなり大変だと思われます。
筆者は、自動化ゲートを通り、本館側で飲食物を購入し、サテライト側の売店に行きました。すると、売店の人は、ジェットスターは飲食物の持込みはダメと注意し、販売していませんでした。
筆者は、京樽の寿司とお茶を購入し、機内で堂々と食べましたが特に何も言われず。前回も堂々と食べましたので、機内での持込み飲食は厳格に禁止されていないと思われます。
いざ搭乗!
15分前にはファイナルコールのアナウンスがあったので乗り込みます。多くは、帰省すると思われる在日フィリピン人とその家族でしょうが、多くの荷物を預けていたにもかかわらず、機内にも荷物をかなり持ち込んでいる。
筆者も、機内持ち込み10キロまでのスターター運賃ですので、当然機内持込みのみ。たまたま空いていましたが、その後に来た人は収納場所がなく、客室乗務員が誰かの鞄の上に荷物を押し込んでいました。
PC等の電子機器等は、押し込まれた際に壊れてしまう可能性があるので、やはり座席下収納がよさそうとなる。
機材は、A320-200。シート配列は「3−3」となっていますので、当然、搭乗に時間がかかります。 搭乗率は8割ほど。当日に確認したところ、空席は33席でしたので、かなり埋まっている。特に、JALやANAの夕方発マニラ行きは満席でしたので、そちらから流れているのかもしれません。フィリピン人が7割以上でした。
貨物の搭載量もかなり多く、出発したのは18時15分と15分遅れ。遅れは慢性化しているようで、45分程度遅れることはザラのようとなる。
座席ポケットには、安全のしおり、インフライトガイドとゲロ袋の3つのみがありました。
機内の飲食物販売も実施
離陸後、南に進路を取り、安定飛行に入ると、機内では、食事やスナック類の販売が開始される。短距離路線ですので、あまり買っている人はいませんでした。
客実乗務員は4名。男性2名と女性2名で、オーストラリア系とフィリピン系と思われる方でした。日本語は話せないようとなる。
機内販売の支払いはカードのみ。VISA、JCB、Master、AMEXの取り扱いとなる。すべて豪ドルでの支払いになる。
入国カードと税関申告書も配布
一時期は搭載していなかったようですが、入国カードと税関申告書は機内で配布されました。薄く日本語で何を書いたらいいのかが書いてあるので、かなり親切となる。
入国審査の時に、同じ便で来た日本人がどちらの用紙も書いておらず、窓口で書かされていて詰まっていました。機内でもらえなかった人もいたようとなる。
ただ、一番上に「この用紙は非売品です」と書かれているところが、汚職・賄賂天国でお馴染みのフィリピンらしさというところでしょうか。
ニノイ・アキノ国際空港ターミナル1に到着
成田から約4時間半で、ニノイ・アキノ国際空港に到着した。筆者の座席は右側窓側のF席でしたが、沈む夕日を前方に望むことが出来るほか、到着間際のメトロマニラの夜景が絶景でした。
3列シートだとちょっと敬遠しがちの窓側ですが、4時間我慢できるのであれば、この景色を楽しむ価値はあると思う。
到着はほぼ定刻。JAL便より到着が早かったこともあり、入国審査も数人しか並んでいませんでした。
空港の両替所は3社ですが、営業しているのは2社のみ。税関を越えたところと到着ロビーですが、窓口が2方向にあるだけとなる。すべてレートを確認してから両替すること。10,000円=5,280PHPでした。エルミタのホテルにチェックインしたのは、23時前。かなりスムーズでした。