JALカード、一部電子マネーやプリペイドカードへのチャージでマイル積算を終了
LCC利用者ならかなりオススメ 「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」を発行開始
アメリカン・エキスプレスは、航空会社での購入でポイント3倍、100円で1マイルなどが貯まる「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」の発行を開始した。
「この一枚がマイルの常識を変えていく」「最強のトラベラーたちへ」という、挑戦的なキャッチコピー。実力はいかがなものでしょうか。
年会費は10,500円、入会ボーナスも!
「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」は年会費10,500円、家族カードは1枚につき年会費5,250円となっている。
入会特典として、5,000ポイントが付与されるほか、入会ボーナスが2013年1月末まで3,000ポイント。
さらに、入会後1年以内に提携航空会社14社の航空券を直接購入すると、ファーストフライトボーナスが5,000ポイントが付与される。
航空便遅延保証が付いている!
海外旅行の際に、航空機が遅れたり欠航になったさいの宿泊費や食事代、ロストバッゲージなどで購入した衣類などの購入費用を負担してもらうことができる、航空便遅延費用保障が付帯しており、かなり便利。
特に、LCC利用者は遅延や欠航というリスクも多いはず。さらに、渡航回数が多いという人にもオススメとなる。
空港ラウンジが2名まで無料!
国内27空港、海外2空港に設置されているラウンジの利用は、本人だけではなく同伴者1名も無料。
成田や福岡空港などでは、LCC利用者でもラウンジを使用することが可能。チェックイン時間が早く、時間を持て余してしまうという人にはオススメとなる。
手荷物宅配は空港〜自宅間のみ!
手荷物の無料宅配サービスも付帯。成田・中部・関西空港からご自宅まで、スーツケース1個を無料で宅配してもらうことができる。
ポイント移行できるキャリアは14社
ポイントをマイレージ移行できるのは、JAL、ANA、チャイナエアライン、中国南方航空、デルタ航空、ヴァージンアトランティック航空、タイ国際航空、エティハド航空、キャセイパシフィック航空、シンガポール航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、スカンジナビア航空、アリタリア航空、フィンランド航空の14社。
JALとANAへの交換は参加登録費が必要で、JALが年間9,000円、ANAが年間5,250円。さらに、JALは年間150,000ポイント、ANAは80,000ポイントまでしか移行ができない。
「100円=1ポイント=1マイル」というのは、14社共通。
提携航空会社14社での利用でポイント3倍
提携航空会社14社のうち、選択した1社での航空券購入で、ポイントが3倍。「100円=3ポイント=3マイル」という積算率はお得だ。
1月〜12月の間で、通常ポイントと合わせて合計60,000ポイント(航空券代金合計200万円ご利用分相当)が上限。
ポイントは無期限なので、JALやANAなど、移行手数料がかかるものも、数年に1回などまとめて移行することで、無駄にしなくて良さそう。
日本旅行で利用すると「1ポイント=0.8円相当」
日本旅行「ポイント即時交換サービス」では、日本旅行対象店舗で取り扱う国際線航空券やパッケージ・ツアー、宿泊等の旅行商品の購入代金に、ポイントをその場で使用することが可能。
最近では、燃油サーチャージ込みのツアーのほうが、マイレージを利用するより安上がりということもあるので、これは嬉しい。
アメリカン・エキスプレスカード保有者は申し込み不可!
アメリカン・エキスプレスが発行するカードを既に保有している人は、申込むことが出来ないとのこと。
なお、セゾンなどと提携したカードや、ビジネスカード等を保有している人は申し込みが可能。
初年度年会費無料でないのがネック
入会でもらえるボーナスポイントは、合計で14,000ポイントとなるので、年会費を考えるとお得になる。しかし、JALやANAへの交換の場合は交換手数料がかかるため、必ずしも得とはいえない。
また、10,500円という年会費で航空便遅延保証が付いているカードは稀なので、その点では割り切りが必要な感じ。
あえて言うなら、PriorityPassが付いていれば、世界の空港ラウンジが利用できるのでいいなぁと思うのですが、その点では甘い感じがします。