エクスペディアが年末年始の旅行人気都市を発表　　LCC就航都市で増加傾向に　

2012年12月13日

世界30カ国で展開する世界最大のオンライン旅行サイトエクスペディアは、年末年始のホテル、ツアーの予約者数と前年比のランキングを発表した。

ホテル・ツアー予約ともに、夏から続くヨーロッパ圏の人気と、アジアをはじめとするLCCが就航する都市の伸びが目立っており、ヨーロッパでは、パリ・ローマ・ロンドンの3都市がホテル・ツアー共に上位にランクイン。

今年の年末年始は最大9連休であることと、夏に引き続きユーロ安の影響によるものと考えられます。

LCCに関しては、エアアジアやジェットスタージャパンが就航した札幌・沖縄や、エアアジアやスクートが就航した韓国・台湾が上位にランクイン。

札幌・沖縄は初のランクインということからも、国内・海外ともにLCC利用者が増加していることが分かります。

また、エクスペディア利用者のLCCシェアは、GW時には全航空券とツアー予約のうち1%だったのに対し、10月時点では11%にまで伸びているとのことで、「航空券＋ホテル」を組み合わせた「ダイナミックパッケージ」などを利用する方が増えているようとなる。