JALとFDA、FDA就航15周年記念キャンペーンを共同で実施
成田空港、夜23時の門限緩和へ。LCC欠航対策の一環
成田空港の門限が3月末日より緩和される見通しです。
千葉県成田市と芝山町などを含む成田空港周辺地域9市町は3月27日、協議会を開き、成田空港ならびに政府の提案した深夜・早朝の離発着制限を緩和する案について29日に最終的な合意を表明する予定。これが決まれば、2013年3月31日以降は成田空港の門限が深夜0時までに延伸されます。日本経済新聞が伝えています。
成田空港は騒音問題など周辺住民への配慮から、運用可能時間は早朝6時~深夜23時に制限されており、1分1秒でも過ぎると、緊急時以外は離着陸が不可能。
この「門限」、路線によっては目的地に早朝4時前に到着する国際線などもあり、特に悩まされたのが、本邦LCC(格安航空会社)。
初就航を迎えた2012年7月に2度も欠航したジェットスター・ジャパン、その欠航理由はやはり成田の門限に間に合わず、当時は乗客からかなりの批判を受けています。
手数料超過請求、整備士の管理体制不備など不祥事が続くジェットスター・ジャパンにとって、今回の成田の門限緩和は嬉しい話かもしれません。