那覇空港、危険物発見で大混雑。手荷物からハサミ見つかり、欠航・遅延発生

那覇空港では2013年3月27日午前、東京/成田空港から那覇空港に到着した便の乗客の手荷物からハサミが見つかりました。地元紙、沖縄タイムスが伝えています。

ハサミ(イメージ) Photo:Yuta Awatsu/Flight Liner

ハサミ(イメージ) Photo:Yuta Awatsu/Flight Liner

持ち込み禁止のハサミが乗客の手荷物から見つかったのは、ジェットスター・ジャパンの東京/成田06:20発、那覇09:45着のGK133便。国土交通省那覇空港事務所の発表によると、成田空港から那覇空港に到着したジェットスター・ジャパン便において、乗客が駐機場から那覇空港ターミナル入り口に向かう際、女性客の手荷物からハサミが落ちるのを同社の乗員が発見。

その後、あろうことか乗客にハサミを返したという。その乗客がいなくなった後、ジェットスター・ジャパン職員が那覇空港事務所に通報した経緯があります。

那覇空港は搭乗前と到着後の乗客が同じセキュリティ通過後のエリアを使う動線のため、利用者の安全確保から全員を区域外に避難させる騒ぎに発展。乗客すべてが再検査となったため、那覇空港は大混雑。さらにその影響で各航空会社に遅延や欠航、那覇着予定の一部便において関空など他の空港へ到着変更するまでになっています。

手荷物検査時、通常わかるであろうハサミなどの危険物の発見。セキュリティが厳しい日本の空港において、なぜこのような事態になったのか不思議です。