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ボーイング787、6月に運航再開へ。ANAとJAL、6月より営業飛行を目指す
米連邦航空局(FAA)は運航停止中のボーイング787について、ボーイング社が提出したB787の是正措置案を妥当と判断し、運航再開を月内にも認可する方針を固めたと発表しました。日経新聞が伝えています。
2013年1月のボーイング787運航停止命令に伴い、ANAとJALの1月16日~5月末日期間中における欠航便は、およそ4,300便にものぼります。利用者への影響は2013年3月末までで約135,000人となり、航空機材のトラブルでは国内最大規模。世界で最も多くボーイング787を保有するANAは、すでに国内定期便の予約受付を開始。6月1日からの営業飛行を予定し、国際線においては夏ごろから段階的に運航を再開する見通しとなっています。
一方、国際線にボーイング787を投入しているJALにおいては、6月より国際線定期便の運航再開を目指すとしています。
ボーイング社が米連邦航空局(FAA)に提出したB787の是正措置案については、問題となったバッテリー内部の電池が過度に発熱してもほかの電池や周辺機器に影響しないようにすることなどが柱。B787の飛行試験の結果も踏まえ、米連邦航空局(FAA)はB787の飛行の安全性に支障はないと判断したとコメント。
また、国交省もボーイング社の是正措置案を審査し、B787の運航再開に問題はないとの見方を示しています。ただ、太田昭宏国土交通相は、「具体的な再開時期については現段階でコメントできない」としています。
なお、ボーイング787を保有するユナイテッド航空も、運航再開を計画。5月末からB787にて運航がスタートする見通しです。