ANA、約513トンのCO2オフセット達成。環境サポートマイルは777,000マイルに

ANAでは中長期環境計画「ANA FLY ECO 2020」を2012年度からスタートしており、その一環として2013年3月に実施した「e-flight2013」の実績を公表しました。

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中長期環境計画「ANA FLY ECO 2020」にて環境保全活動に取り組むANA Photographer:Daisuke Tsukida/Flight Liner

「ANA FLY ECO 2020」は、航空機燃料によるCO2排出量低減などを柱にしたANAが取り組んでいる地球温暖化対策。「e-flight2013」では2013年3月1日より、宮城県・南三陸町「ANAこころの森」の間伐材を使い、ANAオリジナルのピンバッジとパズルをカーボンオフセット付き商品として販売していました。

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「e-flight2013」にて販売されたANAオリジナルのピンバッジとパズル Provision of Data:ANA

ANAオリジナルピンバッジは国内線2013年3月1日~3月31日まで販売し、CO2オフセット実績は総額2,776,576円。約348トンのCO2を相殺。ANAオリジナルパズルは国際線2013年3月1日~4月30日まで販売し、CO2オフセット実績は総額266,700円。約165トンのCO2を相殺。あわせて約513トンのCO2オフセットを達成しています。

これらオフセット代金は一般社団法人more treesを通じ、岩手県住田町の森づくりと植林活動に役立てられます。

一方、2013年3月1日~31日の期間は環境保全活動に参加できる「環境サポートマイル」を設定。ANAマイレージクラブ会員より参加を募り、東北海岸林再生マイルでは462,000マイル(462,000円相当)、サンゴ再生プロジェクトマイルでは315,000円マイル(315,000円相当)が集まりました。

東北海岸林再生マイルでは公益財団法人オイスカが取り組む「海岸林再生10ヵ年計画」に寄付し、被害にあった海岸林、クロマツの並ぶ美しい風景を被災地の方々自らが苗木を育てて再生する活動支援に役立てられます。

また、サンゴ再生プロジェクトマイルではオニヒトデの食害や赤土の流出、海水温の上昇に伴う白化現象により、壊滅的な状況にある沖縄恩納村のサンゴを甦らせる「サンゴ再生プロジェクト」の活動支援に役立てられます。

ANAでは、世界トップ水準の環境リーディングエアラインを目指すべく、これからも人と地球のために、活動を続けていくとしています。